かみ‐ぶすま【紙衾】
《「かみふすま」とも》外側を紙で作り、中にわらを入れた粗末な夜具。「尼上は—といふものばかり負ひ着て居られたりけるに」〈著聞集・一二〉
かみ‐ぶね【紙槽】
「紙漉(かみす)き槽(ぶね)」に同じ。
かみ‐べ【上辺】
《古くは「かみへ」》かみの方。川の上流。⇔下辺(しもべ)。「—には千鳥しば鳴き下辺にはかはづ妻呼ぶ」〈万・九二〇〉
かみ‐ぺら【紙ぺら】
折ったりとじたりしない、1枚の薄い紙。かみっぺら。→ぺら1
かみ‐ほとけ【神仏】
神と仏。しんぶつ。
かみ‐まい【神舞】
能の舞事の一。男神が速いテンポでさっそうと舞い、笛を主に大鼓・小鼓・太鼓がはやす。金剛・喜多流の「絵馬」に限って女神が舞う。
かみ‐まいり【神参り】
[名](スル)「神詣(かみもう)で」に同じ。
かみ‐まき【紙巻(き)】
1 紙で巻くこと。また、そのもの。 2 「紙巻きタバコ」の略。
かみまき‐タバコ【紙巻(き)タバコ】
刻んだタバコの葉を薄い紙で巻いたもの。両切り・口付き・フィルター付きがある。紙巻き。シガレット。→刻みタバコ →葉巻き
かみ‐マッチ【紙マッチ】
軸の部分が厚紙でできているマッチ。→ブックマッチ