おちゃ‐どころ【御茶所】
1 「おちゃしょ」に同じ。 2 「茶店(ちゃみせ)」を店側からいう語。 3 茶の名産地。
おとわ‐や【音羽屋】
歌舞伎俳優の尾上菊五郎・坂東彦三郎両系統の称する屋号。初世菊五郎の父が、京都都(みやこ)万太夫座の出方をしていた音羽屋半平であったところからいう。
きょ‐せい【虚勢】
みせかけの威勢。からいばり。
かん‐かん【看貫】
1 品物の目方を量ること。明治の初め、生糸の取引の際に、生糸の重量を改めたことからいう。 2 「看貫秤(かんかんばかり)」の略。
かん‐じゃ【患者】
病気やけがの治療を受ける人。医師の側からいう語。クランケ。「入院—」
がん‐し【雁歯】
橋の上の横板。雁の列や歯並びのように1枚1枚食い違って並ぶところからいう。雁木(がんぎ)。「橋、—の危きをなせり」〈太平記・三九〉
かん‐すい【鹹水】
1 塩からい水。塩分を含む天然の水。海水。 2 製塩過程で濃縮した食塩濃度の高い水。また一般に、濃い塩類水溶液。ブライン。塩水。
かわ‐やなぎ【川柳】
1 川のほとりにある柳。ふつうネコヤナギをいう。かわやぎ。 2 ヤナギ科の落葉低木または小高木。葉は互生し、細長い楕円形もしくは披針形で裏が白い。雌雄異株。早春、葉より先に黄白色の花が穂状に咲く...
かんな‐づき【神無月】
《「かむなづき」とも表記》陰暦10月の異称。かみなしづき。かみさりづき。《季 冬》「—ふくら雀ぞ先づ寒き/其角」→神在月(かみありづき) [補説]語源については、全国から神々が出雲大社に集まるた...
かわら‐ばと【河原鳩】
ハト科の鳥。ドバトや伝書鳩の原種。全体に灰青色で、翼に2本、尾に1本の黒い帯がある。ヨーロッパからインド・アフリカ北部にかけて分布し、崖や岩山にすむ。日本にはいない。