から‐びさし【唐庇】
1 唐破風(からはふ)造りにした家の軒先。また、その下にある部屋。 2 唐破風造りの牛車(ぎっしゃ)の屋根。
からびさし‐の‐くるま【唐庇の車】
「唐車(からぐるま)」に同じ。
から‐ひつ【屍櫃/辛櫃】
《「からびつ」とも》遺体を入れる棺。かろうと。
から‐びつ【唐櫃】
《「からひつ」とも》脚が4本または6本の、かぶせぶたのついた方形で大形の箱。衣服や、図書・甲冑(かっちゅう)などを入れた。長(なが)唐櫃・荷(にない)唐櫃などがある。からうど。からと。からうず。...
からびつ‐ぶぎょう【唐櫃奉行】
⇒御物奉行(おものぶぎょう)
から‐びと【唐人/韓人】
《古くは「からひと」》中国、または朝鮮の人。「—も筏(いかだ)浮かべて遊ぶといふ今日そ我が背子花かづらせよ」〈万・四一五三〉
カラビナ【(ドイツ)Karabiner】
登山用具の一。一部が開閉できる金属製の環で、ハーケンなどとザイルとを連絡するのに用いる。
から・びる【乾びる/涸びる/嗄びる/枯らびる】
[動バ上一][文]から・ぶ[バ上二] 1 (乾びる・涸びる)乾いて水分がなくなる。草木がしおれる。「黄ろく—・びた刈科(かりかぶ)を」〈二葉亭訳・あひゞき〉 2 (乾びる・涸びる)物事が、潤いの...
から‐びん【空便】
汽船・航空機などで、乗客や貨物を積まずに運行される便。