かえる‐また【蛙股/蟇股】
1 蛙がまたを広げたような形のもの。 2 (蟇股)社寺建築で、梁(はり)や桁(けた)の上に置かれる、輪郭が山形をした部材。構造上必要な支柱であったが、のちには装飾化した。厚い板状のままの板蟇股と...
かい‐り【解離】
[名](スル) 1 解け離れること。また、解き離すこと。 2 一つの分子が可逆的に分解して、その成分原子や原子団、分子あるいはイオンに分かれること。イオンに分解する場合は特に電離という。 3 意...
かいらくのその【快楽の園】
《原題、(オランダ)Tuin der lusten》ボッシュの絵画。板に油彩。三連祭壇画であり、中央パネルは縦220センチ、横195センチ、両翼は横97センチ。肉欲に溺れた人間たちが、奇怪な形を...
かせ‐がわ【嘉瀬川】
佐賀県中央部を流れる川。福岡・佐賀県境にある背振(せふり)山地の金山(かなやま)(標高967メートル)付近に源を発し、いくつかの支流を合わせて南流し、佐賀平野中央部を経て有明海に注ぐ。長さ57キ...
方(かた)明(あ)・く
陰陽道(おんようどう)で、方角のふさがりが除かれる。「—・きなばこそは参り来べかなれ」〈かげろふ・中〉
かれ【嗄れ】
声がかれること。「声の—がひどい」
カメン‐モスト【Kamen Most】
北マケドニアの首都スコピエを流れるバルダル川に架かる石造アーチ橋。マケドニア語で「石の橋」を意味する。15世紀にオスマン帝国のムラト2世により建造。マケドニア広場と旧市街(スタラチャルシャ)を結...
ガラスマオ‐の‐たき【ガラスマオの滝】
《Ngardmau Waterfall》パラオ中央部、バベルダオブ島北部のガラスマオ州にある滝。高さ約30メートル、幅約40メートルで同国最大。熱帯雨林に囲まれており水量も多い。同州のシンボルと...
かみ‐のう【神能】
能の分類の一。神をシテとする曲のうち、特に脇能として、正式な番組では初番(「翁(おきな)」の次)に置かれるもの。「高砂(たかさご)」「老松(おいまつ)」など。神物(かみもの)。脇能物。
か・る【刈る/苅る】
[動ラ五(四)] 1 伸び茂っているものを根元を残して切り払ったり、切り取ったりする。「草を—・る」「髪を—・る」 2 演劇で、俳優や時間その他の都合により、上演中の脚本の一部分を省略して演じる...