かわち【河内】
旧国名の一。五畿に属し、現在の大阪府南東部にあたる。河州(かしゅう)。
カワチ‐いせき【カワチ遺跡】
《Cahuachi》ペルー南西部の小都市ナスカの西郊にある遺跡。1〜8世紀にかけてのナスカ時代のものと考えられる、日干し煉瓦(れんが)でつくられたピラミッド状の建造物や神殿が残る。
かわち‐おんど【河内音頭】
大阪府八尾市を中心とした河内地方で行われる口説(くどき)形式の盆踊り歌。歌詞が即興で作られることも多い。
かわち‐ぐわ【河内鍬】
刃と柄の短い鍬。河内で発達した。
かわ‐ちどり【川千鳥】
川にいるチドリ。川辺に集まるチドリ。《季 冬》
かわちながの【河内長野】
大阪府南東部の市。高野山へ至る街道の要地として発達。観心寺・金剛寺がある。爪楊枝(つまようじ)を特産。人口11.3万(2010)。
かわちながの‐し【河内長野市】
⇒河内長野
かわち‐の‐くに【河内国】
⇒河内
かわち‐もめん【河内木綿】
河内地方で織られた、地厚な白木綿。帯芯・法被(はっぴ)・足袋・のれんなどに使われた。
かわちや‐よへえ【河内屋与兵衛】
浄瑠璃「女殺油地獄(おんなごろしあぶらのじごく)」の主人公。油商河内屋の息子。身を持ち崩して金に困り、同業豊島(てしま)屋の女房お吉を殺すに至る。