かわな‐ぐさ【川菜草】
川に生える藻の古名。カワモズクをさす。古今集・物名の歌題にみえる。
かわ‐なみ【川波】
川に立つ波。
かわ‐なみ【川並み】
川の流れ。川の流れのたたずまい。「山なみのよろしき国と—の立ち合ふ郷(さと)と」〈万・一〇五〇〉
かわなり‐びき【川成引】
江戸時代、河川の洪水のために荒れた田畑の年貢を免除すること。
かわにし【川西】
兵庫県東部の市。阪神の住宅衛星都市として発展。モモ・イチジク・木炭などを特産。人口15.6万(2010)。
京都の下京二条通り以南、西洞院(にしのとういん)川の西側地域の称。近世、小商人・職...
かわにし‐し【川西市】
⇒川西
かわ‐にな【川蜷/河貝子】
腹足綱カワニナ科の巻き貝。川などにすみ水底をはう。貝殻は細長の円錐形で、ふつう頂部が失われ、殻高4センチくらい。殻表は黄褐色または黒褐色。卵胎生。肺吸虫などの第1中間宿主。蛍の幼虫の餌となる。《...
かわ‐ねずみ【川鼠/河鼠】
トガリネズミ科の哺乳類。ジネズミに近縁。体長11センチ、尾長10センチくらい。山地の渓流にすみ、指の間に水かきの役をする剛毛をもち泳ぎが巧みで、水生昆虫・魚を捕って食べる。本州・四国・九州に分布。
かわ‐ねば【川粘/河粘】
川底からとれる粘りけのある土。荒壁の壁土に用いる。
かわのうえのなつのよる【川の上の夏の夜】
《原題、Summer Night on the River》⇒川辺の夏の夜