かんか‐ぶんかつ【換価分割】
遺産分割の方法の一つ。現金以外の相続財産をすべて売却して現金に換えたうえで、各相続人の相続分に応じて金銭を分配すること。
かん‐から
[名] 1 缶詰などの空き缶。 2 「かんから太鼓」の略。
[副]堅い物がぶつかってたてる高い音を表す語。
かんから‐だいこ【かんから太鼓】
歌舞伎の下座などで用いられた楽器で、まくら型の小形の太鼓。台の上にのせて竹桴(たけばち)で打つ。盛り場・見世物小屋の場面などに用いる。
カンカル【Cancale】
フランス北西部、イル‐エ‐ビレーヌ県、サンマロ近郊の港町。ブルターニュ地方随一のカキの産地として知られ、ルイ14世やナポレオン1世が取り寄せたという逸話がある。
干戈(かんか)を動(うご)か・す
戦争を始める。「—・し、自分を敵視するものを討つとあっては」〈藤村・夜明け前〉
干戈(かんか)を交(まじ)・える
戦争をする。「仲違いして父子—・え」〈森田草平・煤煙〉
かん‐かん
「髪」「かんざし」の幼児語。「宵子さん—結(い)って上げましょう」〈漱石・彼岸過迄〉
かん‐かん
[副] 1 金属・石などの堅い物がぶつかって出す、高く澄んだ音を表す語。「半鐘の音が—(と)響き渡る」 2 日ざしが強いさま。「真夏の太陽が—(と)照りつける」 3 炭火などが勢いよくおこって...
かん‐かん【侃侃】
[ト・タル][文][形動タリ]気性が強く信念を曲げないさま。剛直なさま。「—として生民の痛苦を訴え」〈東海散士・佳人之奇遇〉
かん‐かん【寛寛】
[ト・タル][文][形動タリ]ゆったりとしているさま。「加藤は—とお酌をさせながら」〈木下尚江・良人の自白〉