つち‐はり【土針】
植物の名。メハジキとも、ツクバネソウとも、エンレイソウともいわれる。「我がやどに生ふる—心ゆも思はぬ人の衣(きぬ)に摺(す)らゆな」〈万・一三三八〉
なん‐しつ【軟質】
質がやわらかいこと。また、やわらかい性質。⇔硬質。
なん‐ちょう【軟調】
1 やわらかい調子であること。⇔硬調。 2 写真の原板や印画で、明暗の対照が弱いこと。画面の調子がやわらかいこと。多く黒白写真でいう。「—のプリント」⇔硬調。 3 相場が下落の傾向にあること。⇔堅調。
ふき‐や・む【吹き止む】
[動マ五(四)]吹いていた風がやむ。
ひしん‐けい【披針形】
植物の葉などで、平たくて細長く、先のほうがとがり、基部のほうがやや広い形。
ひた‐ひた
[副] 1 水などが繰り返し静かに打ち寄せて軽くものに当たる音や、そのさまを表す語。「—と波が岸辺を打つ」 2 水が寄せてくるように物事が段々と迫ってくるさま。「敵が—(と)押し寄せる」 3 ...
ひ‐かん【脾疳】
漢方で、小児の慢性胃腸病。からだがやせて腹がふくれてくる。
ひこほほでみ‐の‐みこと【彦火火出見尊】
日本神話で、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の子。母は木花開耶姫(このはなのさくやびめ)。山幸彦の名で知られ、海神の娘豊玉姫(とよたまひめ)と結婚して鸕鷀草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)をもうけ...
ひがいす
[名・形動ナリ]やせて弱々しいこと。また、その人や、そのさま。ひがえす。ひがやす。ひがいそ。「世に—な娘をば」〈浄・八百屋お七〉
ひと‐くぎり【一区切り】
物事や文章、話などが一段落すること。また、その一段落。ひときり。「仕事がやっと—ついた」