がら‐もの【柄物】
織物・衣服などで模様のあるもの。柄のある品物。
がら‐ゆき【柄行き】
布地などの模様から受ける感じ。がら。「地味な—」
がらら
[副](近世、関東地方で) 1 すべて。すっかり。「—二十四文うっちゃったあ」〈滑・膝栗毛・二〉 2 つい。うっかり。ひょいと。「女郎を買ふ気で一番勝負の長が—半と出て」〈洒・道中粋語録〉
ガララス‐れいはいどう【ガララス礼拝堂】
《Gallarus Oratory》アイルランド南西部、大西洋に向かって突き出たディングル半島の西部にある石積みの礼拝堂。初期キリスト教時代の遺跡の一。6世紀から9世紀、もしくは12世紀頃のもの...
がらり
[副] 1 引き戸などを勢いよく開ける音を表す語。「ガラス戸を—と開ける」 2 堅い物がぶつかり合って立てる大きい音を表す語。「重ねた木箱が—と崩れた」 3 事態が急激に、すっかり変わるさま。...
がらり
[副] 1 残らず。そっくり。「山城屋といふくつわへ…命—に身を売りて」〈浄・淀鯉〉 2 即座に。すぐさま。「それ縛れと言ふや否や、—後ろ手三寸縄」〈浄・兜軍記〉 [名]給料などを前もって全...
がらり‐いた【がらり板】
羽板(はいた)2のこと。
がらり‐ど【がらり戸】
がらり板(羽板)を取り付けた戸。よろい戸。しころ戸。
がらん【伽藍】
《(梵)saṃghārāmaの音写「僧伽藍摩」の略。僧園・衆園と訳す》 1 僧が集まり住んで、仏道を修行する、清浄閑静な場所。 2 大きな寺・寺院の建物。「七堂—」
がらん
[副] 1 金属製の物がぶつかって立てる騒がしい音を表す語。「石油缶が—と倒れる」 2 何もなくて、だだっ広く感じられるさま。「—とした校庭」