あさぎり‐こうげん【朝霧高原】
静岡県東部、富士山西麓に広がる高原。標高500〜900メートル。全国でも有数の酪農・畜産地帯。鎌倉時代、源頼朝が富士の巻狩を行った所。名の由来は、高冷地のために朝霧が多く発生するところから。三里...
あさな‐さな【朝な朝な】
[副]「あさなあさな」の音変化。「—上がるひばりになりてしか都に行きてはや帰り来む」〈万・四四三三〉
アサバスカ‐こ【アサバスカ湖】
《Lake Athabasca》カナダ中央部にある湖。サスカチュワン州北西部とアルバータ州北東部にまたがる。最大水深124メートル。スレーブ川、マッケンジー川を経て北極海に流出。カナダ楯状地周縁...
あさま‐やま【浅間山】
群馬・長野両県にまたがる三重式活火山。標高2568メートル。天明3年(1783)の大爆発では多数の死者を出し、溶岩流は鬼押出(おにおしだし)などを形成した。あさまのたけ。[歌枕]
アサンソル【Asansol】
インド東部、西ベンガル州の都市。州都コルカタの北西約180キロメートルに位置し、鉄道で結ばれる。ラニガンジ炭田が開発され、20世紀初頭に製鉄業が始まった。ダモダル川沿いの中心的な鉱工業都市として...
あしお‐さんち【足尾山地】
栃木県西部から群馬県東部に広がる山地。北は大谷(だいや)川・中禅寺湖、西は渡良瀬川、東と南は関東平野で囲まれる。最高峰の夕日岳(標高1526メートル)をはじめ、1000〜1500メートル級の山が...
あしかけ‐あがり【足掛(け)上(が)り】
鉄棒運動で、片方のひざの後ろ側を両手の間または外で鉄棒に掛け、もう片方の足を後ろへ強く振って上方にあがること。
あし‐かび【葦牙】
葦の若芽。「—のごとく萌えあがるものによりてなれる神の名は」〈記・上〉
あ‐しゅ【亜種】
生物分類学上の単位の一。必要な場合に、種の下に設けられる。トラを、アムールトラ・ベンガルトラ・スマトラトラ・ジャワトラ他に分けるなど。
アシラ【Asilah】
モロッコ北部の都市。大西洋に面し、タンジールの南西約30キロメートルに位置する。古代フェニキア人の交易拠点に起源する。15世紀にポルトガル領になり、17世紀末、アラウィー朝のムーレイ=イスマイル...