きく‐じゅんじょう【規矩準縄】
《「孟子」離婁上から。「準」は平をはかるみずもり、「縄」は直をはかるすみなわ》物事・行動の規準になるもの。法則。規則。手本。
きく‐じん【鞠訊/鞫訊】
[名](スル)罪を調べ問いただすこと。鞠問(きくもん)。
きく‐じん【麹塵】
1 色の名。灰色がかった黄緑色。染め色では紫根(しこん)と刈安(かりやす)で染める。織り色では縦糸を青、横糸を黄で織る。天皇の袍(ほう)の色で禁色(きんじき)とされた。きじん。きちん。 2 「麹...
きくじん‐の‐ほう【麹塵の袍】
天皇が賭弓(のりゆみ)、臨時祭、5月の競(くら)べ馬などの略儀に着用する袍。麹塵色で、文様は黄櫨染(こうろぜん)と同様に桐・竹・鳳凰(ほうおう)を表す。近世では尾長色唐草も使われた。青色の袍。
きく‐すい【菊水】
水の流れに菊の花が浮かぶ模様。紋所では楠木(くすのき)氏の家紋が有名。
きく‐すい【菊水】
中国河南省南部を流れる白河の支流。この川の崖上にある菊の露がしたたり落ち、これを飲んだ者はみな長生きしたという。菊の水。
きくすい‐かみきり【菊吸天牛】
カミキリムシ科の昆虫。体長6〜9ミリ。体は黒く、胸部背面に赤黄色の斑紋が一つある。菊・ヨモギなどの新しい茎にかみ傷を輪状につけて産卵し、しおれさせる。きくすい。《季 秋》
きく・する【掬する】
[動サ変][文]きく・す[サ変] 1 両手で水などをすくいとる。「水を—・して喉を湿(うる)おし」〈竜渓・経国美談〉 2 気持ちをくみとる。推し量って理解する。「真情を—・する」 3 手にすくい...
き‐くず【木屑】
材木を切ったり削ったりするときに出るくず。
き‐くずし【着崩し】
着崩すこと。服装の一部をわざと乱したり、決められた型を崩したりすること。「学校制服の—が問題となる」