やく【役】
1 ㋐受け持ちの任務。役目。「仲裁の—を買って出る」 ㋑組織の中で、責任のある地位・職務。「—に就く」 2 演劇などで、俳優が扮(ふん)する人物。配役。「せりふのある—がつく」「—になりきる」 ...
やま‐おとこ【山男】
1 深山に住んでいるといわれる男の妖怪。大男であったり、小童であったり、また、一つ目、1本足などの怪物であったりする。 2 山に住み、猟師やきこりなどをして生活している男。 3 登山の好きな男。...
もろ‐ごころ【諸心】
[名・形動ナリ]ともに心を合わせること。また、そのさま。「御わたりのほども、—に、はかなきこともし出で給ひて」〈源・若菜上〉
やま‐がたな【山刀】
猟師やきこりなどが山仕事に使用する、鉈(なた)状の刃物。
や‐き【八寸】
馬の、背たけが4尺8寸あるもの。大きくたくましい馬をいう。馬のたけは4尺を標準とし、それ以上は寸だけで数えた。「—の馬とぞきこえし」〈平家・九〉
もよおし【催し】
1 人を集めて興行・会合などをすること。また、その興行・会合など。催し物。「歓迎の—を開く」 2 人をうながすこと。催促。「殿の御心とおぼし立ちたるか。御—か」〈宇津保・蔵開下〉 3 物事を誘い...
もうけ‐の‐きみ【儲けの君】
《「儲君(ちょくん)」を訓読みにした語》皇太子を敬っていう語。もうけのみや。「疑ひなき—と、世にもてかしづききこゆれど」〈源・桐壺〉
物(もの)に似(に)◦ず
他に比べるものがない。たとえようもない。「かなしきこと—◦ず」〈大和・一四八〉
もて‐い・ず【持て出づ】
[動ダ下二] 1 持って出る。もちだす。「難波にみそかに—・でぬ」〈竹取〉 2 外部に表す。表面に出す。「—・でてらうらうじきことも見え給はざりしかど」〈源・朝顔〉
ものなれ‐よ・る【物慣れ寄る/物馴れ寄る】
[動ラ四]なれ親しんで近くに寄る。なじむ。「我も人もいとあしかるべきことと思ひ知りて—・ることもなかりけり」〈源・匂宮〉