き‐とく【奇特】
[形動][文][ナリ]《「きどく」とも》 1 言行や心がけなどがすぐれていて、褒めるに値するさま。「世の中には—な人もいるものだ」 2 非常に珍しく、不思議なさま。「比の香の—なるを漸く寄りて見...
き‐どく【既読】
すでに読んでいること。もう読んであること。「—のメールを削除する」⇔未読。
き‐どく【奇特】
[形動][文][ナリ]⇒きとく(奇特) [名]神仏の持っている、超人間的な力。霊験。「宝物ぢゃと申しても—がなければ、我らごときの者の持っていらぬ物ぢゃが」〈虎清狂・鏡男〉
き‐どくが【黄毒蛾】
ドクガ科の昆虫。翅(はね)は全体に黄色で茶色の斑紋(はんもん)があり、開張は3センチくらい。幼虫は黒褐色で背に橙色の線がある。幼虫・成虫とも毒毛をもち、人が触れると皮膚炎を起こす。
きどく‐スルー【既読スルー】
俗に、メッセンジャーアプリの一つであるLINE上で、既読のメッセージに返信しないまま放置すること。既読無視。→未読スルー
きどく‐ずきん【奇特頭巾】
目の部分だけを開けた、主として婦人用の頭巾。貞享・元禄(1684〜1704)のころ流行したもので、黒または紫の絹を用い、裏には紅絹(もみ)をつけた。気儘(きまま)頭巾。奇特帽子。
きど‐ぐち【木戸口】
1 庭などの、木戸のある出入り口。また、その辺り。 2 興行場の出入り口。木戸。 3 城・柵(さく)などの出入り口。木戸。
きどく‐ぼうし【奇特帽子】
「奇特頭巾」に同じ。
きどく‐むし【既読無視】
⇒既読スルー
きど‐げいしゃ【木戸芸者】
江戸時代、歌舞伎劇場で新狂言の出る前日などに、木戸口の台の上で狂言の名題・役割を読み上げたり、役者の声色などを使ったりして景気をあおり、客を集めた芸人。