き‐のぼり【木登り】
[名](スル) 1 木によじ登ること。「—して遊ぶ」 2 《高い木の上に首をのせられるところから》獄門にかけられること。さらし首になること。「孫兵衛親子三人をば—と定め」〈浮・沖津白波〉
きのぼり‐うお【木登魚】
スズキ目キノボリウオ科の淡水魚。全長約25センチ。体は細長く、わずかに側扁する。体色は淡褐色。えらの一部が変化した器官をもち、空気呼吸をすることができ、夜間に水辺に上がり、胸びれやえらぶたのとげ...
きのぼり‐カンガルー【木登カンガルー】
カンガルー科キノボリカンガルー属の哺乳類の総称。体長50〜75センチ、尾長50〜90センチ。樹上性で、木の葉を常食とする。オーストラリア北部・ニューギニアの熱帯多雨林に生息。
きのぼり‐とかげ【木登蜥蜴】
アガマ科の爬虫(はちゅう)類。全長約25センチで、尾はその3分の2を占める。樹上性で、環境によって体色を緑色から褐色まで変える。琉球諸島に分布。
木登(きのぼ)りは木(き)で果(は)てる
木登りのじょうずな者は結局は木で死ぬ。得意の技能を持つ者は、かえってその技能のために身を滅ぼすというたとえ。