きも‐すい【肝吸い】
ウナギの肝を入れてつくった吸い物。
きも‐せい【肝精】
尽力。骨折り。「死なれた母の—で、物も書き、縫ひ針、綿も摘む」〈浄・生玉心中〉
肝精(きもせい)焼(や)・く
世話をやく。骨を折る。「いはれぬ—・かうより、町所家主を頼んで連れて帰りませう」〈浄・薩摩歌〉
気(き)も漫(そぞ)ろ
ある事に心を奪われて落ち着かないさま。そわそわするさま。
きも‐だま【肝玉/肝魂】
《「きもたま」とも》肝と魂。特に、物に動じない精神力。胆力。きもだましい。きもったま。「—が大きい」
きも‐だましい【肝魂】
《「きもたましい」とも》 1 胆力。気力。きもだま。「貴嬢方(あなたがた)御婦人に対(むか)うと—が縮んで」〈魯庵・社会百面相〉 2 心。「—も身にそはず、あきれたるさまにて」〈平家・三〉
きも‐だめし【肝試し】
人が恐れる場所に行かせるなどして、度胸があるかどうかを試すこと。
き‐もち【気持(ち)】
1 物事に接したときに心にいだく感情や考え方。「—のこもった贈り物」「お—はよくわかります」 2 ある物事に接したときに生じる心の状態。気分。感じ。「—のよい朝」「—の悪い虫」 3 物事に対して...
きもち‐い・い【気持ち好い】
[形]「気持ちよい」に同じ。→いい
きもち‐よ・い【気持ち好い/気持ち良い】
[形]《「きもちいい」とも》 1 心身の状態がよい。気分がよい。「—・さそうに眠っている」「晴れた朝は—・い」 2 触れたときなどの感じがよい。「—・い手触りの布」 3 物事がなめらかに進行して...