きゅうきゅう‐にょりつりょう【急急如律令】
中国漢代の公文書の末尾に、急々に律令のごとくに行え、の意で書き添えた語。のち、呪文(じゅもん)の終わりに添える悪魔ばらいの語として、道家・陰陽師(おんようじ)・祈祷僧(きとうそう)などが用いた。
きゅうきゅう‐ばこ【救急箱】
軽いけがや病気の応急手当て用の薬や包帯などを入れた箱。
きゅうきゅう‐びょういん【救急病院】
救急隊によって搬送される傷病者に、緊急な医療活動を行える態勢をもつ病院。都道府県知事により告示。
きゅうきゅう‐りょう【救急料】
奈良・平安時代、危急に備えて、諸国で正税稲の一部をさいて備蓄した稲。国司が毎年出挙(すいこ)してその地子(じし)稲を救急にあてる。救急料稲。
きゅう‐きょ【旧居】
以前の住まい。
きゅう‐きょ【鳩居】
《「詩経」召南・鵲巣から。ハトは巣を作るのがへたなため、カササギの巣にいる意》妻が自分で家をもつことができず、夫の家を自分の家とすることのたとえ。また、借家住まいのたとえ。
きゅう‐きょ【急遽】
[形動][文][ナリ]急に物事が行われるさま。「寄宿舎に入れられた—な身の変化の中に」〈嘉村・途上〉
[副]あわただしく事を行うさま。いそいで。にわかに。「—出発する」
きゅう‐きょう【九竅】
人や哺乳(ほにゅう)動物の体にある九つの穴。口・両眼・両耳・両鼻孔・尿道口・肛門(こうもん)の総称。九穴。九孔。
きゅう‐きょう【旧教】
ローマ‐カトリック教会の日本における通称。「—徒」→新教
きゅう‐きょう【究竟】
1 物事をきわめた、最高のところ。究極。くきょう。くっきょう。「—の目標」 2 つまるところ。結局。