きょ【挙】
1 行動。振る舞い。くわだて。「反撃の—に出る」 2 ひきたて。推挙。「前(さき)の頭(とう)の—によりて」〈大鏡・伊尹〉
きょ【虚】
1 備えのないこと。油断。すき。「敵の—に付け入る」 2 事実でないこと。うそ。いつわり。「—と実が入りまじる」⇔実(じつ)。 3 中身・実体がないこと。むなしいこと。うつろ。から。「人に実あっ...
きょ【距】
植物の花びらや萼(がく)の付け根にある突起部分。内部に蜜腺(みつせん)をもつ。スミレの花びら、ヒエンソウの萼などにみられる。
きょ【裾】
束帯の下襲(したがさね)の後ろに長く引く部分。初め下襲と続いていたが、鎌倉時代以後、天皇以外は下襲から切り離してひもで腰につけた。官位により、地紋・長さが異なる。きぬのしり。