かわたれ‐どき【かわたれ時】
《「彼(か)は誰(たれ)時」の意。あれはだれだとはっきり見分けられない頃》はっきりものの見分けのつかない、薄暗い時刻。夕方を「たそがれどき」というのに対して、多くは明け方をいう。
かこち‐なき【託ち泣き】
恨み嘆いて泣くこと。「歯切りきりきり口惜し涙、内に小春が—」〈浄・天の網島〉
かく‐にん【確認】
[名](スル) 1 はっきり認めること。また、そうであることをはっきりたしかめること。「安全を—する」「生存者はまだ—できない」 2 特定の事実や法律関係の存否について争いや疑いのあるとき、これ...
カタコンブ【(フランス)catacombes】
初期キリスト教徒の地下墓所。キリスト教が迫害された当時は礼拝所として使用された。天井や壁には壁画や碑文が残されている。ローマ市に遺跡が残る。カタコンベ。
ガッラプラチーディア‐びょうぼ【ガッラプラチーディア廟墓】
《Mausoleo di Galla Placidia》イタリア北東部、エミリアロマーニャ州の都市ラベンナにある廟墓。古代ローマ皇帝テオドシウス1世の娘ガッラ=プラチーディアにより、5世紀半ばに...
かっきり
[副] 1 数量・時間などに、端数のないさま。ぴったり。きっかり。「—2時に終わる」「10メートル—」 2 区切りがはっきりしているさま。くっきり。きっぱり。「公私の別を—(と)つける」
カロリン‐とう【カロリン島】
《Caroline Island》太平洋中部、キリバス領のライン諸島最東端の島。日付変更線が西経150度を通る付近に位置する。世界でもっとも早く一日を迎える地として知られ、21世紀を迎える節目に...
きたきり‐すずめ【着た切り雀】
《「着たきり」に「舌切り雀」をかけた語》着たきりであること。また、その人。
おぼ‐め・く
[動カ四] 1 はっきりしないさまである。あいまいである。ぼやける。「源氏に琴(きん)の御こと賜ひて遊ばす。つつむことなく—・くことなし」〈宇津保・吹上下〉 2 いぶかしく思う。不審に思う。「や...
キリストきょうこうよう【キリスト教綱要】
《原題、(ラテン)Institutio Christianae Religionis》キリスト教神学の最初の組織的神学書。カルバンの主著。1559年決定版刊行。キリスト教の教理を解説し、宗教改革...