いや‐た・つ【弥立つ】
[動タ下二]いっそうはっきりと決意する。「大君の御門(みかど)の守り我をおきて人はあらじと—・て思ひし増さる」〈万・四〇九四〉
いらか【甍】
《高くとがっている部分の意の「苛処(いらか)」からという》 1 家の上棟(うわむね)。家屋の背。屋根の頂上の部分。また、屋根に葺(ふ)いた棟瓦(むねがわら)。 2 屋根瓦。また、瓦葺きの屋根。「...
いらか‐づくり【甍造(り)】
⇒切妻造(きりづまづく)り
いり‐もや【入母屋】
屋根の形式の一。上部は切妻(きりづま)造りのように二方へ勾配(こうばい)をもち、下方は寄せ棟造りのように四方へ勾配をもつもの。寺院などに多い。
イルマン【(ポルトガル)irmão】
《兄弟・神弟の意》キリシタン用語。宣教師の称号の一。助修士。平修道士。イルマンが司祭職に叙階されるとパードレ(伴天連(バテレン))となる。 [補説]「伊留満」「以留満」「入満」とも書く。
いれかわり‐たちかわり【入れ代(わ)り立ち代(わ)り】
[副]次から次へと、ひっきりなしに入れかわるさま。いりかわりたちかわり。「客が—訪れる」
いろ‐わけ【色分け】
[名](スル) 1 色を塗り分けて区別をすること。「国ごとに—した地図」 2 人や事物をある基準によって種類分けすること。ふるいわけ。「賛成派と反対派にはっきり—された」
いわ‐な【岩魚/嘉魚】
サケ科イワナ属の淡水魚。山間の渓流にすむ。日本産淡水魚の中で最も冷たい水を好み、ヤマメよりさらに上流にいる。全長約30センチ、暗褐色で多くの小朱点があり、体側に小判形の横斑が出る。美味。きりくち...
いわ‐の‐ドーム【岩のドーム】
エルサレム旧市街にあるイスラム様式の神殿。7世紀にウマイヤ朝が建設し、いくたびの改修を経て青色の壁と金色のドーム屋根という現在の形となった。イスラム教のほかキリスト教・ユダヤ教も聖地としている。
いわ‐べんけい【岩弁慶】
ベンケイソウ科の多年草。本州中部から北の高山や北海道の海岸に自生。高さ約30センチ。葉は白みがかり、多肉で、多数重なり合ってつく。雌雄異株。夏、黄色い小花が群がって開く。いわきりんそう。