のべつ‐まくなし【のべつ幕無し】
[副]《芝居で幕を引かずに演技を続ける意から》ひっきりなしに続くさま。「—に口を動かす」「—愚痴(ぐち)を言う」→のべつ [補説]文化庁が発表した「国語に関する世論調査」で、「ひっきりなしに続く...
ドチリナ‐キリシタン【(ポルトガル)Doctrina Cristão】
キリシタン版の一。イエズス会の宣教師たちの手に成るキリスト教の教理問答書。16、7世紀の日本語の音韻・語法の体系の研究上、また日本印刷文化史上貴重な資料。現存する版本は、文禄元年(1592)に天...
どこ‐か【何処か】
[連語]《「か」は副助詞》(副詞的にも用いる) 1 はっきりと指示できない場所を示す。「—で聞いた文句だ」「—遠くへ行きたい」 2 はっきりとは示せないが、そのようであるという気持ちを表す。何と...
ねっきり‐はっきり【根っ切り葉っ切り】
[副]「根きり葉きり」に同じ。「実にこんやで—、ほんとうにこれぎりこれぎり」〈魯文・安愚楽鍋〉
トロブリアンド‐しょとう【トロブリアンド諸島】
《Trobriand Islands》パプアニューギニア、ソロモン海南部の諸島。正式名称キリウィナ諸島。主島キリウィナ島、カイレウナ島、バクタ島など、環礁の島々で構成される。クラとよばれる儀礼的...
ナザレ‐びと【ナザレ人】
1 ナザレの人。特に、キリストの称。 2 初代のキリスト教徒に対して、それ以外のユダヤ人が用いた呼称。
なき‐しき・る【泣き頻る/鳴き頻る】
[動ラ五(四)] 1 (泣き頻る)しきりに泣く。続けて泣く。「—・る幼子」 2 (鳴き頻る)虫や鳥などが絶え間なく鳴きつづける。しきりに鳴く。「松虫が—・る」
とら‐かみきり【虎天牛】
カミキリムシ科の昆虫。黄褐色に黒い縞模様がある。幼虫は桑・リンゴなどの生木の内部にすむ。とらふかみきり。
なか‐ぐろ【中黒】
1 記号活字の「・」。縦書きの小数点、同種のものの並列の区切りなどに用いる。中点(なかてん)。 2 ワシの矢羽で、上下が白く、中央に黒い切斑(きりふ)のあるもの。黒い部分の大小によって大中黒・小...
なん‐ねん【何年】
1 はっきりしない年数や年次を表す。いく年。「—か前」 2 はっきりとわからない年をさす。どの年。「あれは昭和—だったか」