けん‐そん【謙遜】
[名・形動](スル)へりくだること。控え目な態度をとること。また、そのさま。「—して何も語らない」「(小サナ花ハ)きわめて—な、有るか無きかのものである」〈寅彦・病室の花〉
げき‐れつ【激烈/劇烈】
[名・形動]きわめてはげしいこと。また、そのさま。「—を極める争い」「—な口調」 [派生]げきれつさ[名]
げじ【蚰蜒】
ゲジ目の節足動物。体長約3センチであるが、15対のきわめて長い歩脚をもつので大きく見える。家屋内の害虫を捕食する益虫。げじげじ。《季 夏》 [補説]歴史的仮名遣いは「げぢ」とする説もある。
げんしゅく‐しゅぎ【厳粛主義】
原理・原則・法則をきわめて厳格に尊重し、守る立場。感情・欲望を抑え、理性の義務命令に従って禁欲的生活を実践することを道徳の基とする立場。カント哲学、ストア学派の倫理説が代表的。厳格主義。リゴリズム。
こう【劫】
1 《(梵)kalpaの音写「劫波」の略。「ごう」とも》仏語。きわめて長い時間。古代インドにおける時間の単位のうち、最長のもの。 2 囲碁で、一目を双方で交互に取りうる状態。この場合、一方で取ら...
こういん【広韻】
中国の韻書。「大宋重修広韻」のこと。北宋の陳彭年(ちんほうねん)、丘雍(きゅうよう)などの奉勅撰。1008年完成。「切韻」「唐韻」の音系と反切を継承し、平声(上、下)、上声、去声、入声の全5巻か...
こう‐うん【高運】
[名・形動ナリ]きわめてよい運に恵まれていること。また、そのさま。幸運。「道の冥加(みゃうが)なり。—なり」〈徒然・二三八〉
こうがく‐えいせい【光学衛星】
きわめて分解能が高い光学センサーを搭載する情報収集衛星。日本の安全保障や危機管理を目的として内閣衛星情報センターが運用する光学衛星は、衛星高度約400〜600キロメートルの軌道上から、地上にある...
こう‐ごう【曠劫】
仏語。きわめて長い年月。「この一日を—多生にもすぐれたるとするなり」〈正法眼蔵・行持上〉
こう‐しつ【膠漆】
にかわとうるし。きわめて親しく離れがたい関係のたとえ。「—の交わり」