せつな【刹那】
《(梵)kṣaṇaの音写》 1 仏語。時間の最小単位。1回指を弾く間に60あるいは65の刹那があるとされる。 2 きわめて短い時間。瞬間。「—の快楽に酔う」「衝突した—に気を失う」「—的な生き方」
玉(たま)の盃(さかずき)底無(そこな)きが如(ごと)し
《「韓非子」外儲説右上から》外見はきわめてよいが、肝心なところが欠けていて使いものにならないもののたとえ。
タリフ‐エスカレーション【tariff escalation】
傾斜関税。製造業を保護するために、原材料を無税またはきわめて低い関税で輸入し、半製品・製品については加工度の高いものほど関税率を高くする関税構造をいう。
はいり【入り/這入り】
《動詞「はい(入)る」の連用形から》 1 門から家までの所。はいいり。「見にと来る人だにもなしわがやどの—の柳下払へども」〈和泉式部集・上〉 2 やっとはいれるくらい、きわめて狭いこと。「さらで...
なが‐なが【長長/永永】
[副]きわめて長いさま。いかにも長いさま。「—(と)講釈を垂れる」「—(と)お世話になりました」「ソファーに—(と)横たわる」
なが‐つか【長柄】
1 矢束(やつか)のきわめて長いもの。 2 柄(つか)の長い刀。 3 ニシキギンポ科の海魚。
ながなが‐し・い【長長しい/永永しい】
[形][文]ながなが・し[シク]きわめて長い。いやになるほど長い。「—・い前置き」 [派生]ながながしげ[形動]ながながしさ[名]
と‐たん【塗炭】
泥にまみれ火に焼かれること。転じて、ひどい苦痛。きわめて辛い境遇。「アゼン国の兄弟を、—の中に救わんと」〈竜渓・経国美談〉
ナノセル【nanocell】
移動体通信機器や無線LAN端末の通信エリアの大きさを表す語の一。基地局の半径数十メートル以内で、きわめて狭い。→フェムトセル
虎(とら)の髭(ひげ)を拈(ひね)・る
きわめて危険な行いをすることのたとえ。虎の髭を数える。