キワノ【kiwano】
ウリ科の果物。果皮は黄色で突起が多い。種子の周りに緑色の果肉があり、そこが食用となる。原産地はアフリカともペルーともいわれる。
きわまり【極まり/窮まり】
きわまること。また、きわまったところ。極限。はて。きわみ。
きわまり‐づき【極まり月】
《「極月(ごくげつ)」を訓読みにした語》12月のこと。「一年中の—を、しはすとはいふならん」〈咄・醒睡笑・四〉
きわまり‐て【極まりて】
[副]きわめて。この上なく。「—はかなき人にこそ」〈宇治拾遺・六〉
きわまり‐な・い【極まり無い】
[形][文]きはまりな・し[ク]この上なくはなはだしい。「不衛生なこと—・い」「巧妙—・い手口」
きわま・る【極まる/窮まる】
[動ラ五(四)] 1 ぎりぎりの状態までいく。限度・限界に達する。「感—・って泣く」「—・るところを知らない征服欲」 2 (形容動詞の語幹に付いて)この上なく…である。「退屈—・る話」 3 (「...
きわみ【極み】
きわまるところ。物事の行きつくところ。極限。限り。きわまり。「天地の—」「無礼の—」「贅(ぜい)の—を尽くす」
きわ・む【極む/窮む/究む】
[動マ下二]「きわめる」の文語形。
きわめ【極め】
1 刀剣・書画・骨董(こっとう)などの価値をみきわめること。鑑定。目利き。また、その鑑定書。「—をつける」 2 推し進めた最後のところ。極限。果て。きわみ。「運の—ぞ無念なる」〈謡・熊坂〉 3 ...
きわめ‐いん【極(め)印】
1 江戸時代、浮世絵版画を刊行する際、検閲済みのしるしとして版画にすられた、丸に「極」の字などの小さな印。 2 古筆などの鑑定のしるしとして、折り紙や極め札に押す印。