ひか・る【光る】
[動ラ五(四)] 1 光を放つ。また、光を反射して輝く。「蛍が—・る」「星が—・る」 2 美しく輝く。また、つやや光沢がある。「灯火に—・る黒髪」「ひじの—・ったジャケット」「磨いて—・っている...
ひき‐た・つ【引(き)立つ】
[動タ五(四)] 1 勢いがよくなる。活気が出る。「気持ちが—・たない」「商況が—・つ」 2 ひときわよく見える。一段とよく感じられる。「黒を着ると肌の白さが—・つ」「少量の塩で味が—・つ」 ...
ひき‐ひと【低人/侏儒/矬】
背丈のきわめて低い人。ひきと。ひきうど。「おほきに—、俳優(わざをぎ)を進めて、みだりがはしきの楽をなし」〈武烈紀〉
ひき‐わ・ける【引(き)分ける】
[動カ下一][文]ひきわ・く[カ下二] 1 勝負事で、決着がつかず、双方勝ち負けなしとして終える。「一対一で—・ける」 2 引き離して別々にする。両者の間を離す。「皆々出合ひ、両方へ—・け」〈浮...
ひ‐さく【秘賾】
秘奥な事柄。きわめて奥深い真理。
ひさん‐なまり【砒酸鉛】
砒酸の鉛塩。オルト砒酸鉛Pb3(AsO4)2・メタ砒酸鉛Pb(AsO3)2・ピロ砒酸鉛Pb2As2O7のほか、砒酸水素鉛PbHAsO4と砒酸二水素鉛Pb(H2AsO4)があり、いずれも無色の粉末...
ひし‐がに【菱蟹】
ヒシガニ科の甲殻類。海底にすみ、甲幅約5センチ。甲は菱形で表面の凹凸が著しく、はさみ脚がきわめて長い。本州中部以南に分布。
ひっそり‐かん【ひっそり閑】
[副]《「ひっそり」に同意の「閑」を重ねた語》きわめてひっそりとしているさま。「家の中は—として物音一つしない」
ひと【人】
[名] 1 動物分類学上は、霊長目ヒト科ヒト属の哺乳類。直立二足歩行し、手で道具を使い、大脳はきわめて発達し、複雑な言語をもつ。多様な文化を伝承し、地球上で最も栄えた文明をつくり上げている。現...
ひと‐かえり【一返り】
[副] 1 一とおり。一度。「いま—承りとどめてこそ」〈浜松・三〉 2 ひときわ。いっそう。「今—悲しさの数そふ心地し給ひて」〈狭衣・四〉