きん‐そう【巾箱】
1 布を張った小箱。 2 「巾箱本」の略。
きん‐そう【金創/金瘡】
1 刃物による切り傷。刀傷。「左の股に受けたる—は」〈竜渓・経国美談〉 2 切り傷の治療法。また、その施術者。「とぶらひ来る中に、—の上手あり」〈咄・醒睡笑・一〉
きん‐そう【謹奏】
[名](スル)つつしんで奏上すること。
きんそう‐がく【金相学】
金属および合金の内部組織を調べて、構造・組成や性質を研究する学問。金属組織学。
きん‐そうば【金相場】
1 金市場で成立する金の価格。 2 江戸時代、金貨と銀貨との交換比率。元禄13年(1700)金1両を銀60匁と公定したが、貨幣改鋳や需給などによって相場は日々変動した。
きんそうば‐かいしょ【金相場会所】
江戸時代、主に金為替・銀為替の売買を行うために大坂に設置された取引所。ここでの交換比率が標準相場となった。
きんそう‐ぼん【巾箱本】
巾箱にはいるほど、細字で書かれた小形の唐本。袖珍(しゅうちん)本。
きん‐そく【禁足】
[名](スル) 1 一定の場所から外へ出るのを禁止すること。「—を命じる」 2 罰として外出を禁止すること。「—を食う」
きん‐そく【禁則】
物事の禁止事項を定めた規則。
きん‐そく【緊束】
[名](スル) 1 きつく縛ること。堅くくくること。「圧窄—して」〈阪谷素・明六雑誌二一〉 2 きびしく制限を加えること。