さいゆうき【西遊記】
中国、明代の長編小説。四大奇書の一。100回。呉承恩(ごしょうおん)の作といわれる。唐の玄奘(げんじょう)三蔵が、孫悟空・猪八戒(ちょはっかい)・沙悟浄(さごじょう)を供に、さまざまの苦難にあ...
こと‐かたら・う【言語らふ】
[動ハ四]言葉を交わす。語り合う。「音にのみ聞けば悲しなほととぎす—・はむと思ふ心あり」〈かげろふ・上〉
このくれ‐しげ【木の暗茂】
暗くなるほど木の茂ること。また、その茂み。「多祜(たこ)の崎—にほととぎす来鳴きとよめばはだ恋ひめやも」〈万・四〇五一〉
ざいみんぶのきょうけうたあわせ【在民部卿家歌合】
現存最古の歌合わせ。在原行平が民部卿であった元慶8年(884)から仁和3年(887)にかけて催されたもの。「郭公(ほととぎす)」「あはぬ恋」の2題12番。
こころ‐の‐せき【心の関】
1 思いが通じないで滞ることを関所にたとえていう語。「憂き人の—にうちも寝で夢路をさへぞ許さざりける」〈新千載・恋二〉 2 心の中で念じてせき止めようとすることを関所にたとえていう語。「惜しめど...
シー‐アイ‐エス【CIS】
《Commonwealth of Independent States》1991年12月、ソビエト連邦の消滅とともに、連邦を構成していた諸共和国によって形成されたゆるやかな共同体。本部はベラルー...
さんだいばなしととやのちゃわん【三題噺魚屋茶碗】
歌舞伎狂言。世話物。3幕。河竹黙阿弥作。明治15年(1882)東京春木座初演。「斗々屋(ととや)の茶碗、身投げ、時鳥(ほととぎす)」の三題噺を劇化した「時鳥水響音(みずにひびくね)」に加筆増補し...
じ【時】
[音]ジ(呉) [訓]とき [学習漢字]2年 〈ジ〉 1 月日の移りかわり。その間の一点。とき。「時間・時候・時刻・時日/暫時・四時(しじ・しいじ)・瞬時・常時・定時・同時・日時」 2 ある一...
さ‐やま【狭山】
小さい山。小山。また、山。「夕ざれに—の峰の郭公(ほととぎす)」〈経信集〉
さつき‐の‐たま【五月の珠】
タチバナの実。糸に通して輪にし、かずらなどにする。一説に、端午の節句に飾る薬玉(くすだま)。「ほととぎすいたくな鳴きそ汝(な)が声を—にあへ貫(ぬ)くまでに」〈万・一四六五〉