げん‐きん【元金】
1 もときん。がんきん。「一年の貢税をもって—の幾許を返し」〈露伴・二宮尊徳翁〉 2 「元禄金(げんろくきん)」の略。
げんじ‐きん【元字金】
⇒元禄金(げんろくきん)
こう【攻】
[常用漢字] [音]コウ(漢) [訓]せめる おさめる 1 せめる。「攻撃・攻守・攻勢/侵攻・進攻・先攻・速攻・反攻・猛攻・遠交近攻・難攻不落」 2 おさめる。深くきわめる。「攻究/専攻」 3 ...
こうかい‐かぎ【公開鍵】
公開鍵暗号の暗号化に用いられる鍵。広く公開され、誰でも通信を暗号化することが可能だが、復号にはこれと対になった秘密鍵を用いる必要がある。公開鍵から秘密鍵を導出することが数学的に極めて困難なため、...
こう‐きん【咬筋】
下顎を引き上げて歯をかみ合わせる働きをする筋肉。頰骨弓(きょうこつきゅう)から起こり下顎枝につく。咀嚼筋(そしゃくきん)のうち最も浅層にあり、強い力を発揮する。
こうさい‐りくり【光彩陸離】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 光が入り乱れて、美しくきらめくさま。「此女の帯は…—たる矢鱈(やたら)に奇麗なものだ」〈漱石・趣味の遺伝〉 2 物事が、他を圧してすばらしいさま。「—たる作品」
こう‐し【皓歯】
白くきれいな歯。多く「明眸(めいぼう)皓歯」の形で、美人の形容に用いる。
こうじ‐かび【麹黴】
マユハキタケ科の一群の子嚢(しのう)菌。餅(もち)やパンに生え、菌糸は枝分かれし、その先に放射状に胞子をつける。多くの酵素を含み、でんぷん・たんぱく質などを分解するので、酒・醤油の醸造などに利用...
こう‐せい【控制】
[名](スル)押さえとどめること。引きとどめて、自由に行動させないこと。牽制(けんせい)。「一党の客気(かくき)を—して」〈芥川・或日の大石内蔵助〉
黄金(こがね)の釜(かま)を掘(ほ)り出(だ)したよう
《中国の二十四孝の一人郭巨(かくきょ)が母を養うため、口減らしに自分の子を埋めようとして、黄金の釜を掘り当てたという故事から》思いがけない幸運に出会うことのたとえ。