くさり‐つなぎ【鎖繋ぎ】
1 鎖でつなぎ合わせること。また、つないだもの。 2 はじめと終わりが互いにつながり合って続いている模様。
くさり‐ぬい【鎖縫い】
日本刺繍(ししゅう)で、表面に鎖状に縫い目をつくる刺し方。チェーンステッチ。
くさり‐はぐるま【鎖歯車】
歯車の歯に鎖が一つずつはまるようになっている動力の伝導装置。また、その歯車。自転車などに使用。スプロケット。くさりぐるま。
くさり‐はちまき【鎖鉢巻(き)】
鎖を細かく編んでとじつけた鉢巻き。また、布の中に鎖を入れた鉢巻き。
くさり‐ばかま【鎖袴】
細かい鎖を平らに編み合わせて作った下袴(したばかま)。衣類の下に着けて防具とした。
くさり‐へび【鎖蛇】
有鱗(ゆうりん)目クサリヘビ科クサリヘビ亜科の爬虫(はちゅう)類の総称。毒蛇。全長約1メートルで頭部は長三角形。体は太く短く、ひし形または楕円形の斑紋が鎖のように連なる模様がある。ヨーロッパ・ア...
くさり‐れんが【鎖連歌】
上の句(長句)と下の句(短句)を交互に詠み続けていく連歌。平安末期に短連歌から発展して長連歌となったころの呼び名。
くさ・る【腐る】
[動ラ五(四)] 1 細菌の作用で植物性・動物性のものが分解して変質する。食物などがいたむ。腐敗する。「魚が—・る」 2 からだの組織が破れ崩れる。うみただれる。「凍傷で指先が—・る」 3 木...
くさ・る【鏈る】
[動ラ四] 1 つながる。続く。「くちなはどもの…次第に—・りつらなりつつ」〈発心集・四〉 2 つなぎ合わせる。つなぐ。「神山の園の葵を—・りつつ」〈堀河百首〉
腐(くさ)る程(ほど)
使いきれないほど物がたくさんあるようすの形容。「金は—ある」