くし‐どうぐ【櫛道具】
櫛など、髪を結うときに用いる道具。
クシナガラ‐じょう【クシナガラ城】
《(梵)Kuśinagara》古代インドのマラ国の首都クシナガラ付近にあった城。現在はウッタルプラデシュ州東端のカシア付近にあたる。城外で釈迦(しゃか)が入滅した聖地として知られる。クシナ城。 ...
くしなだ‐ひめ【奇稲田姫/櫛名田比売】
日本神話の女神で、脚摩乳(あしなずち)と手摩乳(てなずち)の娘。八岐大蛇(やまたのおろち)のいけにえとなるところを、素戔嗚尊(すさのおのみこと)によって助けられ、その妻となった。稲田姫。
ぐし‐ぬい【串縫い】
《「くしぬい」とも》表裏とも同じ大きさの細かい針目で縫う方法で、和裁の最も基本的な縫い方。洋裁では並縫いという。
くし‐の‐かみ【酒の司/酒の長】
酒のことをつかさどる首長。「この御酒(みき)は我が御酒ならず—常世(とこよ)にいます」〈記・中・歌謡〉
櫛(くし)の歯(は)が欠(か)けたよう
切れ目なく続くべきもの、そろって並んでいるはずのものが、ところどころ欠けているさま。「次々に客が座席を立ち、会場は—になる」 [補説]「櫛の歯が抜けたよう」とするのは誤り。
櫛(くし)の歯(は)の如(ごと)・し
絶え間なく続くさま。「御使ひ—・く走りかさなって」〈平家・八〉
櫛(くし)の歯(は)を挽(ひ)・く
《櫛の歯は、一つ一つのこぎりでひいて作ったところから》物事が絶え間なく続く。「—・くように難題がふりかかる」
くし‐はらい【櫛払い】
櫛の歯にたまる汚れを除くため細い針金を束ねて作ったはけ。櫛帚(くしぼうき)。
くし‐ば【櫛歯】
1 櫛の歯。しつし。 2 オルゴールの音源となる櫛歯状の金属板。「一弁」と数える。振動板。弁。