いき‐じ【意気地】
自分自身や他人に対する面目から、自分の意志をあくまで通そうとする気構え。意地。いくじ。「—を立てる」
いさ‐な【鯨/勇魚】
《枕詞「いさなとり」の「いさな」を「勇魚」と解してできた語》クジラの古名。いさ。〈書言字考節用集〉
いこく‐じょうちょ【異国情緒】
《「いこくじょうしょ」の慣用読み》「異国情調」に同じ。「—を味わう」
いせ‐こう【伊勢講】
伊勢参宮を目的とした講。旅費を積み立て、くじで代表を選んで交代で参詣した。太太神楽(だいだいかぐら)を奉納するので伊勢太太講(だいだいこう)ともいわれる。中世末より近世にかけて盛んに行われた。《...
いじ‐くさり【意地腐り】
心根が卑しく、節操のないこと。また、その人。いくじなし。「そなたのやうな—に、小判の梃子(てこ)でも動(いご)く女郎ぢゃないぞや」〈浄・寿の門松〉
いしがみ【石神】
狂言。妻に離縁されそうになった男が、仲人の入れ知恵で石神に化けて妻にくじを引かせ、いったん別れることをあきらめさせるが、結局は見破られる。
いしい【石井】
姓氏の一。 [補説]「石井」姓の人物石井岳竜(いしいがくりゅう)石井菊次郎(いしいきくじろう)石井十次(いしいじゅうじ)石井聰亙(いしいそうご)石井鶴三(いしいつるぞう)石井輝男(いしいてるお)...
おと‐と‐い【一昨日】
《「おとつひ(遠つ日)」の音変化》昨日の前の日。いっさくじつ。おとつい。
お‐にく【御肉】
ハマウツボ科の一年草。ミヤマハンノキの根に寄生し、高さ15〜30センチ。根茎は寄主の根を包んで伸び、黄褐色の鱗片葉(りんぺんよう)が覆う。夏、茎の先が膨らんで暗紫色の花を穂状につける。全草を干し...
くじ‐だおれ【孔子倒れ】
「孔子(くじ)の倒れ」に同じ。「これを世の人、—し給ふといふなり」〈今昔・一〇・一五〉