くすり‐もぐさ【薬艾】
1 灸(きゅう)に用いるもぐさ。硫黄(いおう)・麝香(じゃこう)などを混ぜ合わせたもぐさ。 2 効き目や利益のあるもの。「女夫中よい暮らしこそ所帯の—なれ」〈浄・栬狩剣本地〉
くすり‐や【薬屋】
薬を調合し、販売する家。薬局。薬店。
くすり‐ゆ【薬湯】
1 薬品や薬草を入れた浴湯。くすりぶろ。やくとう。 2 病気にきく温泉。「よろづの人の浴(あ)みける—あり」〈宇治拾遺・六〉
くすり‐ゆび【薬指】
《薬を水に溶かしたりつけたりしたところから》親指から数えて4番目の指。紅(べに)差し指。名無(なな)し指。
薬(くすり)より養生(ようじょう)
健康を保つには、薬を飲むよりも、ふだんの養生が大切であるということ。
くすん
[副]鼻を軽く鳴らす音を表す語。
くすん‐ごぶ【九寸五分】
1 刃の部分の長さが9寸5分(約29センチ)の短刀。鎧通(よろいどお)し。 2 女性が護身用に帯にさした短刀。懐剣(かいけん)。