くすのきりゅうはなみのまくばり【樟紀流花見幕張】
歌舞伎狂言。時代物。7幕。河竹黙阿弥作。明治3年(1870)東京守田座初演。由井正雪・丸橋忠弥らが起こした慶安の変を題材にしたもの。別名題「慶安太平記」。通称「丸橋忠弥」。
くすば・し【奇ばし】
[形シク]珍しい。不思議である。「古にありけるわざの—・しきことと言ひ継ぐ」〈万・四二一一〉
くす・ぶ【燻ぶ】
[動バ下二]「くすべる」の文語形。
くすぶ・る【燻ぶる】
[動ラ五(四)] 1 物がよく燃えないで、煙ばかりを出す。「生木が—・る」「焼け跡が—・る」 2 煙のすすで黒くなる。すすける。「天井が—・る」 3 争い事などが表に現れずに、また、完全に解決し...
クスプハン‐おうきゅう【クスプハン王宮】
《Keraton Kasepuhan》インドネシア、ジャワ島西部の都市チレボンにあるスルターンの王宮。15世紀半ばにスンダ、ジャワ、アラブ、オランダ、中国などの影響を受けた様式で建造。現在は博物...
くすべ‐がき【燻べ柿】
⇒ふすべがき(燻べ柿)
くすべ‐がわ【燻べ革】
⇒ふすべがわ(燻べ革)
くすべ‐やいち【楠部弥弌】
[1897〜1984]陶芸家。京都の生まれ。本名、弥一。芸術院会員。大正8年(1919)、陶芸者集団赤土(せきど)社の結成に参加し、創作陶芸運動を開始。以後、帝展や日展などで活躍。昭和53年(1...
くす・べる【燻べる】
[動バ下一][文]くす・ぶ[バ下二] 1 くすぶらせる。いぶす。「蚊いぶしを—・べる」 2 《相手に煙たい思いをさせる意から》責めたてる。また、嫉妬(しっと)する。「世間の人がそしらうが、母ぢゃ...
くすぼ・る【燻ぼる】
[動ラ五(四)] 1 「燻ぶる1」に同じ。「今度の炭は—・っていかんね」〈虚子・続俳諧師〉 2 「燻ぶる2」に同じ。「天井はランプの油煙で—・ってるのみか」〈漱石・坊っちゃん〉 3 「燻ぶる5」...