しち‐くど・い
[形][文]しちくど・し[ク]たいそうくどい。やたらにくどい。「—・い説明でうんざりする」 [派生]しちくどさ[名]
あく‐らつ【悪辣】
[名・形動]情け容赦もなく、たちが悪いこと。あくどいこと。また、そのさま。「—な手段」 [派生]あくらつさ[名]
やに‐こ・い【脂こい】
[形][文]やにこ・し[ク] 1 やにの成分が多い。粘りけが多い。「—・い材質」 2 しつこい。くどい。「—・い男」 3 か弱い。もろい。「そないに—・い普請やない」〈上司・太政官〉
くどくど‐し・い
[形][文]くどくど・し[シク]話などが、不必要な言葉が多くてくどい。くだくだしい。「—・い言い方」
くどき‐おと・す【口説き落(と)す】
[動サ五(四)]なかなか承知しない相手をくどいて承知させる。「—・されて選挙に出るはめになった」
しつこ・い
[形][文]しつこ・し[ク] 1 色・味・においなどが濃厚すぎて、後に残る感じである。くどい。「脂が多くて—・い味」 2 物事にこだわって煩わしい感じである。また、つきまとってうるさい。執念深い...
えげつ‐な・い
[形]ものの言い方ややり方が露骨・無遠慮で節度を超えているさま。ずうずうしく、いやらしい。あくどい。もと関西方言。「—・い商売」「—・い話」 [派生]えげつなさ[名]
くだ
[名・形動ナリ]《「くだくだしい」の略》くどいこと。煩わしいこと。また、そのさま。「過ぎし青楼夜話に書きしごとく、言ふは—なれど」〈ひとりね・下〉
う‐げん【迂言】
1 時世や事情に疎い見当外れの言葉。自分の言葉を謙遜していうのにも用いる。 2 回りくどい言葉。
じょう‐じょう【冗冗】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 話などが長くてくどいさま。「—たる弁舌」 2 入り乱れているさま。「紛々—」