くみ‐がき【組(み)垣】
《古くは「くみかき」》木や竹を組み合わせてつくった垣。檜垣(ひがき)・唐垣など。
くみ‐かけ【組掛/組懸】
冠の掛緒(かけお)の一種。糸組のひもで、主に蹴鞠(けまり)の際に用いるもの。
くみ‐かわ・す【酌み交(わ)す】
[動サ五(四)]互いに杯をやり取りしながら酒を飲む。「親しく酒を—・す」
くみ‐がしら【組頭/与頭】
1 組と名のつく組織の長。 2 江戸時代、徒組(かちぐみ)・弓組・鉄砲組などの諸組の長。 3 江戸時代、百姓代とともに名主(なぬし)を補佐して村の事務を取り扱った役。長(おさ)百姓。
くみ‐がみ【組(み)紙】
細く切った色紙を縦横に組んで、布の模様などを作り出す遊び。組紙細工(くみがみざいく)。
くみ‐き【組(み)木】
両端にコの字形の切り込みのある細長い長短の木片を互いにはめ込み、いろいろな物の形を作って遊ぶ玩具。寄せ木。
くみ‐きょく【組曲】
数個の小曲または楽章を組み合わせて、一つの作品とする器楽曲。
くみきょくフロリダ【組曲フロリダ】
《原題、Florida Suite》⇒フロリダ組曲
くみ‐こ【組子】
1 江戸時代、徒組(かちぐみ)・鉄砲組などの組頭(くみがしら)の配下にある者。組下。組衆。 2 格子・障子・欄間などの骨組みとして縦横に組んだ細い部材。
くみ‐こう【組香】
数種の香をたき、その香の名を言い当てること。また、その香。