いぶき【伊吹】
ヒノキ科の常緑小高木。東北地方南部から南の山地に自生。樹皮は赤褐色で縦に裂ける。枝の下部の葉は針状であるが、先の方はうろこ状。雌雄異株。4月ごろ、楕円形の雄花、紫緑色で球状の雌花をつける。生け垣...
いたや‐がい【板屋貝】
イタヤガイ科の二枚貝。浅海の細砂底にすむ。貝殻はホタテガイに似て、殻長12センチくらい。右の殻は半球形にふくらみ、左はほぼ平ら。殻表に8〜10本の放射状の肋(ろく)がある。北海道南部から南に分布...
いたい‐け【幼気】
[形動][文][ナリ]《「いた(痛)きけ(気)」の音変化で、心が痛むくらいいじらしいさまをいう》 1 子供などの痛々しく、いじらしいさま。「—な遺児」 2 幼くてかわいいさま。「—な女の子」 3...
イレブン‐ナイン【eleven nines】
99.999999999パーセント、または、0.99999999999と、9が11個並ぶくらい高精度または高純度であること。
いく‐とせ【幾年】
1 どれくらいの年数。いくねん。「卒業して—が過ぎたろうか」 2 (「いくとせか」の形で)比較的少ない年数。いくねん。「—かののち」 3 多くの年数。いくねん。「—にも及ぶ苦労」
いくそ‐ばく【幾そ許】
1 どれほど。どのくらい。「花ごとにあかず散らしし風なれば—わが憂しとかは思ふ」〈古今・物名〉 2 どれほど多く。「—の犯しをして、かく七度までは、あさましくゆゆしき事なり」〈宇治拾遺・四〉
いく‐ど【幾度】
1 どのくらいの回数。何度。いくたび。「—読んでもおもしろい」「—となく注意する」 2 (「いくどか」の形で)若干の回数。何回。いくたび。「—かお会いしたことがある」 3 (「いくども」の形で)...
いくそ‐たび【幾そ度】
1 どのくらいの回数。何回。「葦辺(あしべ)こぐ棚なし小舟—行きかへるらむ知る人もなみ」〈伊勢・九二〉 2 多くの回数。「—君がしじまに負けぬらむ物な言ひそと言はぬたのみに」〈源・末摘花〉
いけ‐くち【行け口】
酒などを相当に飲める人。「これくらいなら、まあ害はあるまい。お前は元来—のほうなんだからな」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉
いかる‐ちどり【鵤千鳥】
チドリ科の鳥。全長21センチくらい。アジアに分布。河川の中・上流に一年中みられる。