く‐りょう【供料】
供養とする金品。「これに夏冬の法服を賜(た)び、—をあてたびて」〈大鏡・実頼〉
くり‐ようかん【栗羊羹】
小豆の練り羊羹の中に、蜜煮の栗を散らして入れたもの。また、裏ごしした栗あんだけで作った羊羹。《季 秋》
くり‐ようじ【久里洋二】
[1928〜 ]漫画家・アニメーション作家。福井の生まれ。本名、栗原英夫。横山泰三らに師事し、斬新なタッチの漫画で話題を呼んだ。アニメーションでは次々に実験的な手法を繰り出し、国際的に高い評価を...
くり‐よ・せる【繰(り)寄せる】
[動サ下一][文]くりよ・す[サ下二] 1 たぐって手元に引き寄せる。たぐり寄せる。「魚網を—・せる」 2 次々に詰め寄せる。「城壁に—・せる敵軍」
クリルタイ【Quriltai】
《モンゴル語で「集まる」を意味する動詞に由来する》北アジアの遊牧民族で行われた、部族の長や有力者たちの会合。ハン(首長)の選挙、戦争の開始と終結、法令の制定などの重要事項を協議した。
クリル‐れっとう【クリル列島】
《Kuril'skie Ostrova/Курильские Острова》⇒千島(ちしま)列島
くり‐わた【繰(り)綿】
綿繰り車にかけ、種の部分を取り去っただけの、まだ精製していない綿。
く‐りん【九輪】
寺の塔の頂上部、露盤上の柱にある九つの輪装飾。相輪の一部で、傘蓋(さんがい)の数が増して変形したもの。俗に相輪ともいう。宝輪。空輪。
く‐りん【苦輪】
仏語。六道生死の苦しみが繰り返されて止まないこと。回り続ける車輪にたとえていう。
クリン【Klin/Клин】
ロシア連邦西部、モスクワ州の町。首都モスクワの北西約90キロメートル、ボルガ川の支流セストラ川沿いに位置する。作曲家チャイコフスキーが晩年を過ごした家があり、博物館として公開されている。