くれ‐たけ【呉竹】
《中国の呉(ご)から渡来した竹の意》ハチクの別名。
くれたけ‐の【呉竹の】
[枕]竹の節(ふし)また節(よ)に関する意から、「ふし」「よ」「よる」「言の葉」「末」にかかる。「—ふし沈みぬる露の身も」〈金葉・雑下〉 「—むなしと説ける言の葉は」〈千載・釈教〉
くれたけ‐の‐だい【呉竹の台】
清涼殿東庭の北寄りにある、呉竹を植えた所。格子の籬垣(ませがき)の中にある。
クレタじん‐の‐パラドックス【クレタ人のパラドックス】
⇒エピメニデスのパラドックス
クレタ‐とう【クレタ島】
《Kriti/(英)Creta》エーゲ海南部の島。ギリシャ最大の島で、オリーブ・ぶどうなどを栽培。エーゲ文明の中心地。クリート島。
クレタ‐ぶんめい【クレタ文明】
前20世紀ごろから前14世紀ごろまで、クレタ島で栄えた文明。エーゲ文明の一中心であり、オリエント文明の影響下に発達した海洋文明で、ミケーネ文明に先行する。民族系統は不明。エバンズの調査により、ク...
クレタ‐もじ【クレタ文字】
エーゲ文明で用いられた文字。絵文字と線文字A・線文字Bとがあり、線文字Bだけが解読されている。ミノア文字。
クレチン‐びょう【クレチン病】
《(ドイツ)Kretinismus》生まれつき甲状腺がないか、甲状腺ホルモンをつくる機能が弱い病気。身体的・精神的発達は著しく不良で、特殊な顔つきと手足の短い異常体形を呈する。
クレッサーレ【Kuressaare】
エストニア西部、バルト海に浮かぶサーレマー島南岸の都市。13世紀にサーレラーネ司教領となり、司教の居城、クレッサーレ城を中心に発展。旧ソ連時代の1952年から1988年まで、同地出身の共産主義者...
クレッサーレ‐じょう【クレッサーレ城】
《Kuressaare linnus》エストニア西部、サーレマー島南岸の都市クレッサーレにある城。14世紀にサーレラーネ司教の居城として建造。戦争などによる被害をほとんど受けなかったため、バルト...