くず‐ようかん【葛羊羹】
葛粉にあんなどを加えて練り、蒸した羊羹。正月用の菓子として、切り山椒(ざんしょう)とともに食べた。
くずり【屈狸】
イタチ科の哺乳類。体長87センチくらいになり、イタチ類では大形。ずんぐりした体で全体に黒褐色。一見、小形のクマに似る。北極圏の森林やツンドラに分布する。
くずりゅう‐がわ【九頭竜川】
福井県北部を流れる川。源を岐阜県境の油坂峠付近に発し、坂井市で日本海に注ぐ。長さ116キロ。上流には九頭竜峡などがあり、また鉛・亜鉛、森林などの資源が豊富。
くずりゅう‐きょう【九頭竜峡】
福井県北東部、九頭竜川上流にある峡谷。仏原(ほとけはら)ダム付近をいい、荒島岳の北東麓にV字形の浸食谷を形成する。
クズル【Kïzyl/Кызыл】
ロシア連邦中部、トゥバ共和国の首都。西サヤン山脈の南麓、トゥバ盆地の東部を流れる大エニセイ川と小エニセイ川の合流点近くに位置する。チュルク語系トゥバ人が人口の大半を占める。市内に「アジアの中心」...
くず・る【崩る】
[動ラ下二]「くずれる」の文語形。
クズル‐アウル【Kızıl Avlu】
トルコ西部の都市ベルガマ(古代都市ペルガモン)にある遺跡。元は紀元2世紀、古代ローマ帝国のハドリアヌスの時代にエジプトの神々を祭る神殿として建造。東ローマ帝国時代にキリスト教の聖堂に改修された。...
クズル‐クレ【Kızıl Kule】
《トルコ語で「赤い塔」の意》トルコ南部の都市アランヤにある要塞跡。高さ35メートル、れんが造りの八角形の塔。13世紀、セルジュークトルコのスルターンであるカイクバード1世により、港の見張り台とし...
くずれ【崩れ】
1 くずれること。また、くずれたもの。くずれた所。「髪の—を直す」「天候の—が心配だ」「塀の—」 2 会などが終わって人々が解散すること。また、その人々。「宴会の—に盛り場へくりだす」 3 戦い...
くずれ‐あし【崩れ足】
1 陣立ての崩れようとするようす。 2 相場が下落する状態に向かったこと。