くたび・る【草臥る】
[動ラ下二]「くたびれる」の文語形。
くたびれ【草臥れ】
くたびれること。疲れ。「—が治るだで、すぐお湯に入んなされな」〈花袋・一兵卒の銃殺〉
くたびれ‐もうけ【草臥れ儲け】
いくら努力しても、くたびれるだけでなんの効果もないこと。「骨折り損の—」
くたびれ‐やすみ【草臥れ休み】
疲労回復のために休むこと。「稀に一日の—をすることもあるが」〈鴎外・護持院原の敵討〉
くたび・れる【草臥れる】
[動ラ下一][文]くたび・る[ラ下二] 1 長時間からだや頭を使ったため、疲れて元気がなくなる。「歩きつづけて—・れる」 2 年老いたり苦労が続いたりして気力や若さを失う。「人生に—・れる」「生...
くたぶ・れる【草臥れる】
[動ラ下一]「くたびれる」の音変化。「三吉はさも—・れているらしく答えて」〈藤村・家〉
クタマク【Koutammakou】
アフリカ西部、トーゴの北部に広がるバタマリバ人の居住地域。タキエンタと呼ばれる泥で造られた塔状の家屋が立ち並ぶ。2004年「クタマク、バタマリバ人の土地」の名で世界遺産(文化遺産)に登録された。
くだ
[名・形動ナリ]《「くだくだしい」の略》くどいこと。煩わしいこと。また、そのさま。「過ぎし青楼夜話に書きしごとく、言ふは—なれど」〈ひとりね・下〉
くだ【管/筟】
1 細長い円筒形で中が空洞になっているもの。「—を通して水を送る」 2 機(はた)の横糸を巻いて杼(ひ)に入れる道具。 3 糸繰り車の紡錘(つむ)に差して糸を巻きつける軸。 4 「管狐(くだぎつ...
クダ【Kedah】
マレーシア、マレー半島北西部の州。州都アロースター。北東側はタイとの国境に接する。西部は平野が広がり、同国有数の水田地帯になっている。マレー人、インド人が多く居住する。ケダー。