くい‐たお・す【食(い)倒す】
[動サ五(四)] 1 店で飲み食いをしてその代金を払わない。「そば代を—・される」 2 遊び暮らして財産をなくす。食いつぶす。「親の築いた身代を—・す」
くいたり◦ない【食(い)足りない】
[連語] 1 食物が不十分で食欲が満たされない。 2 物事が十分でなく、満足できない。「論述が甘くて—◦ない」
くい‐だおれ【食(い)倒れ】
1 飲食にぜいたくをして、財産をなくすこと。「京の着倒れ、大阪の—」 2 働かないで遊び暮らすこと。また、その人。
くい‐だし【杭出し/杙出し】
堤防や河岸を防護するため、その前面に杭を数列に打ったもの。
くい‐だめ【食い溜め】
[名](スル)一度にたくさん食べて腹にためること。食い置き。
くい‐ちがい【食(い)違い】
1 食い違うこと。また、その点。「意見の—を調整する」 2 塀・土手などが互い違いになるように作ってあること。また、そのもの。
くいちがいじく‐はぐるま【食(い)違い軸歯車】
平行でもなく、交差もしない二軸間に回転を伝える歯車。ウオーム歯車・ねじ歯車など。
くい‐ちが・う【食(い)違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 組み合わせた部分がうまく合わない。「継ぎ目の模様が—・う」 2 物事や意見などがうまく一致しない。「見積書と—・う」「両者の言い分が—・う」
くいち‐きん【九一金】
漁業主と漁夫とが漁獲物の配分を9と1の割合で行ったこと。松前藩運上制度下で始まり、北洋のニシン漁業などに引き継がれた。
くい‐ちぎ・る【食(い)千切る】
[動ラ五(四)]歯でかんで切り離す。かみきる。「肉を—・る」