くつ‐ばこ【靴箱/沓箱】
履物をぬいで、入れておく箱・棚。
くつ‐ばみ【轡銜/鑣】
《「口食(くちばみ)」の意》「くつわ1」に同じ。「—をならべて十万余騎」〈平家・七〉
くつ‐ひも【靴紐】
靴の甲の穴やフックをとじ合わせて、靴が脱げないように結ぶひも。
くつ‐びき【沓引き/臥機】
織機の付属具。一端を機械のまねきにつけ、他の一端を織る人の足につけて、足の屈伸で綜(あぜ)を操るための麻縄。すそお。
くつ‐ぶね【沓船】
沓の形をした竹製の花器。横にしてつりさげて用いる。
くつ‐べら【靴篦】
靴を履くとき、かかとに当てて足を入れやすくするのに用いるへら。
くつ‐まき【沓巻】
1 矢の篦(の)の先端で、鏃(やじり)をさし込んだ口もとを固く糸で巻き締めてある部分。また、その糸。篦巻(のまき)。口巻(くちまき)。 2 柱の下部に巻きつけた化粧金物。
くつ‐みがき【靴磨き】
靴を磨くこと。また、それを職業とする人。
くつ‐や【靴屋】
靴を製造・修理・販売する店。また、それを職業とする人。
くつろ‐か【寛か】
[形動ナリ]くつろいださま。ゆったりとしたさま。「女房、桜の唐衣(からぎぬ)ども—に脱ぎ垂れて」〈枕・二三〉