くわ‐とり【鍬取り】
鍬を使って耕作すること。また、その人。農民。「—の京雀と呼ばれ、領内の離れ島石地をひらき畑を打つ」〈浄・用明天王〉
クワトロ【(イタリア)quattro】
《「クアトロ」とも》数の四。四つ。
クワドゥクザ【KwaDukuza】
南アフリカ共和国東部、クワズールナタール州の町。旧称スタンガー。ダーバンの北約70キロメートルに位置する。かつてズールー王国のシャカ王の居城があった。インド人が多く居住する。
クワドラプル【quadruple】
⇒クアドロプル
クワドラングル【Quadrangle】
スリランカ中部の古都ポロンナルワにある、城壁に囲まれた遺跡群。11世紀から13世紀にかけてのシンハラ王朝時代に、釈迦の歯を祭った仏歯寺があった場所で、仏塔、仏像、集会場などが多く残っている。
くわな【桑名】
三重県北東部の市。もと本多氏、松平氏の城下町。伊勢湾に面し、七里の渡しの渡船場として発展。焼き蛤(はまぐり)・時雨蛤が名産。人口14.0万(2010)。
くわな‐し【桑名市】
⇒桑名
くわな‐ぼん【桑名盆】
三重県桑名市で作られる丸盆。黒漆塗りの地に色粉蒔絵(いろこまきえ)または朱漆で蕪菁(かぶら)の絵が描かれたもの。
くわ‐の‐はし【桑の箸】
桑の木で作った箸。俗に、中風を治したり防いだりするとされた。
くわのみ【桑の実】
鈴木三重吉の小説。幼くして父を亡くした女性の不運な人生を叙情的に描く。大正2年(1913)国民新聞に連載、大正3年(1914)刊行。