く‐ぎ・る【句切る/区切る】
[動ラ五(四)] 1 言葉や文章などに、意味・内容や音節などのまとまりで切れ目をつける。句読点や段落を施す。「一言一言—・って話す」 2 ある広さをもつものを、境をつけていくつかに分ける。境界を...
釘(くぎ)を刺(さ)・す
約束違反や言い逃れができないように念を押す。釘を打つ。「他言するなと—・される」
く‐ぎん【口吟】
詩歌を小声で歌うこと。
く‐ぎん【苦吟】
[名](スル)詩歌や俳句などを苦心して作ること。また、その作品。「熱心に—して居るのに、今日は容易に句が出来ぬらしい」〈虚子・俳諧師〉
く‐く【九九】
1から9までの数を互いに掛け合わせた数の一覧表。また、その唱え方。「一一(いんいち)が一」から「九九(くく)、八一」まで。
く‐く【句句】
言葉や詩歌の一句一句。「其文もまた絶妙にして—錦繍なるが故に」〈逍遥・小説神髄〉
く・く【漏く】
[動カ四]漏れる。間をくぐり抜ける。「春の野の繁み飛び—・く鶯(うぐひす)の」〈万・三九六九〉
く・く【絎く】
[動カ下二]「くける」の文語形。
く‐く【区区】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 まちまちで、まとまりがないさま。「巷説—として一定しない」〈嶺雲・明治叛臣伝〉 2 価値が低いさま。取るに足りないさま。「—たる利害のごとき、問題にはならな...
く‐く【煦煦】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 日の光などが暖かなさま。「—たる春日(しゅんじつ)に背中をあぶって」〈漱石・草枕〉 2 恵みを与えるさま。「自然主義の文芸は…偏えに—熙々(きき)の情趣に乏し...