さ【鎖】
[常用漢字] [音]サ(呉)(漢) [訓]くさり とざす 〈サ〉 1 くさり。「鉄鎖・連鎖」 2 錠前。かぎ。「鎖鑰(さやく)」 3 かぎをかける。とざす。「鎖国/封鎖・閉鎖」 〈くさり(ぐ...
て‐じょう【手錠/手鎖】
1 罪人などの手首にはめて錠をおろし、手の自由を奪い、自損行為や逃走を防止するための鉄製の腕輪。てぐさり。「—を掛ける」 2 (手鎖)江戸時代、庶民に科した刑罰の一。罪の軽重によって30日・50...
いかものづくり‐の‐たち【厳物作りの太刀】
外装をいかめしくこしらえた太刀。長覆輪(ながふくりん)、兵具鎖(ひょうぐぐさり)などの様式をいう。
ひょうご‐ぐさり【兵庫鎖/兵庫鏁】
⇒兵具鎖(ひょうぐぐさり)
かな‐ぐさり【仮名鎖】
⇒文字鎖(もじぐさり)1
くさり【鎖/鏈/鏁】
《動詞「くさ(鏈)る」の連用形から》 1 金属製の輪を数多くつなぎ合わせて、ひもや綱のようにしたもの。かなぐさり。「犬を—でつなぐ」「懐中時計の—」 2 物と物とを結びつけているもの。また、つな...
て‐がね【手鉄】
手鎖(てぐさり)。手錠(てじょう)。〈和英語林集成〉
ひょうぐ‐ぐさり【兵具鎖/兵具鋂】
兵具に用いる鎖。長円形の鐶(かん)を交互に通して折り返しつないだ鎖。多く、太刀の帯取りに用いた。俗に兵庫鎖(ひょうごぐさり)という。
はき‐そえ【佩き添へ/帯き副へ】
太刀に添えて腰に着ける小刀。脇差し。「いつも—にし給ひける御所作り兵庫鎖(ひゃうごぐさり)の御太刀」〈太平記・一七〉
いき‐ぐされ【生(き)腐れ】
魚が新鮮そうに見えても、すでに腐っていること。サバによくいわれ、肉のヒスタミンの生成により、食した人にアレルギー症状を起こさせることがある。いきぐさり。