けい‐あい【恵愛】
[名](スル)慈しみ愛すること。「子を—する」
けい‐あい【敬愛】
[名](スル)尊敬し、親しみの心を持つこと。「—の念」「—する恩師」
けいあい‐じ【景愛寺】
京都市上京区西五辻東町にあった臨済宗の尼寺。京都尼五山の首位の寺。開創は建治3年(1277)、開山は如大尼。室町時代に栄えたが、のちに廃絶した。
けいあい‐だいがく【敬愛大学】
千葉市にある私立大学。昭和41年(1966)に千葉敬愛経済大学として開学。昭和62年(1987)に、現校名に改称した。
けいあん【桂庵/慶庵/慶安】
1 縁談や訴訟の仲立ちをする人。また、雇い人・奉公人の斡旋(あっせん)を職業とする人。口入れ屋。「銀子は或日また浅草の—を訪れた」〈秋声・縮図〉 2 お世辞。追従(ついしょう)。また、それを言う...
けいあん【慶安】
江戸初期、後光明天皇の時の年号。1648年2月15日〜1652年9月18日。
けいあん‐ぐち【桂庵口】
双方に気に入るように言葉巧みに言うこと。仲人口(なこうどぐち)。桂庵言葉。「お花三文、嘘八百、—の口入所は縁談の世話」〈滑・浮世床・初〉
けいあんたいへいき【慶安太平記】
慶安の変を題材にした実録本・講談・歌舞伎などの題名または通称。歌舞伎狂言「樟紀流花見幕張(くすのきりゅうはなみのまくばり)」の別名題。
けいあん‐の‐おふれがき【慶安御触書】
慶安2年(1649)江戸幕府が公布した触れ書き。全32か条と奥書よりなる。年貢の確保をめざし、農民統治のため日常生活をこまかく規制したもの。
けいあん‐の‐へん【慶安の変】
慶安4年(1651)由井正雪・丸橋忠弥らを首謀者とする浪人の反乱計画。未然に発覚し、正雪は自刃、一味は捕らえられた。慶安事件。