け‐した【罫下】
1 書物の下辺の小口。また、本文下の余白。 2 活版印刷の組み付けで、向かい合った版の下部どうしの間隔。
けし‐だま【芥子玉】
芥子粒のような細かい玉を散らした模様。浴衣や手ぬぐいなどの染め模様にする。けしあられ。
けし‐つぶ【芥子粒】
ケシの種子。きわめて小さいもののたとえ。
けし‐つぼ【消し壺】
「火消し壺」に同じ。
けし‐て【決して】
[副]「けっして1」に同じ。
けし‐と・ぶ【消し飛ぶ】
[動バ五(四)] 1 勢いよく飛んで見えなくなる。ふっとぶ。「爆風であたりのものが—・ぶ」 2 けつまずく。「悪源太の馬、逆木(さかもぎ)に—・んで倒れければ」〈平治・中〉
けし‐と・む【消し飛む】
[動マ四]「けしとぶ」の音変化。「手綱にすがって引きければ、馬は—・み跳ねあがり」〈浄・松風村雨〉 「石段のなかば、わざと—・みぬるを」〈浮・御前義経記・一〉
けし‐と・める【消し止める】
[動マ下一][文]けしと・む[マ下二] 1 燃えひろがるのを防ぎ止める。「建物の一部を焼いただけで—・めた」 2 うわさなどが広まるのを防ぐ。「デマを—・める」
けしな‐ぐさ【芥子菜草】
ノゲシの別名。
けし‐にんぎょう【芥子人形】
きわめて小さい木彫りの衣装人形。女児の玩具やひな祭りの飾りとして江戸時代に流行した。豆人形。