けつ【結】
1 むすび。終わり。 2 漢詩で末の句。結句。「起承転—」 3 《迷いの世界にしばりつける心の働きであるところから》仏語。煩悩(ぼんのう)のこと。
けつ【結】
[音]ケツ(漢) ケチ(呉) [訓]むすぶ ゆう ゆわえる [学習漢字]4年 1 ひもなどでむすぶ。むすびつける。「結髪/直結・連結」 2 組み立てる。構造物・組織体を造る。「結構・結社・結成・...
けつ【羯】
中国、匈奴の一種族で、五胡の一。名は山西省の羯に居住したことによるという。4世紀初め、族長の石勒(せきろく)が五胡十六国の一つ、後趙(こうちょう)を建国。
けつ【血】
[音]ケツ(漢) ケチ(呉) [訓]ち [学習漢字]3年 〈ケツ〉 1 ち。「血圧・血液・血管/献血・止血・出血・心血・鮮血・吐血・貧血・輸血・流血・冷血」 2 血のつながり。「血族・血統・血...
けつ【訣】
[人名用漢字] [音]ケツ(漢) [訓]わかれる 1 きっぱりと別れを告げる。「訣別/永訣」 2 簡潔に言い切った秘伝の文句。奥義。「口訣(くけつ)・秘訣・要訣」
けつ【蹶】
[音]ケツ(漢) [訓]つまずく 1 つまずく。たおれる。「顛蹶(てんけつ)」 2 はね起きる。「蹶起・蹶然」
けつ【闕】
1 中国で、宮門の両脇に設けた物見やぐらの台。石闕(せっけつ)。 2 宮城。宮城の門。 3 「欠(けつ)1」に同じ。「大納言の—あるに依りて、此を望むとて」〈今昔・二四・二五〉
けつ【闕】
[音]ケツ(漢) [訓]かける 1 宮城の門。また、宮城。「闕下/宮闕・禁闕・城闕」 2 (「欠」と通用)不足する。かける。「闕字・闕如・闕文・闕本/残闕」 3 あやまち。「闕失」 [難読]闕腋...
けつ【頁】
[人名用漢字] [音]ケツ(漢) [訓]ページ 堆積岩の一種。「頁岩」 [補説]「頁」と「葉」が中国語で同音のため、「葉」(書物の二ページ)と同じく用い、日本では「ページ」と読む。