げ‐だち【夏断ち】
夏安居(げあんご)の間、在家の者も酒・肉などを飲食しないこと。夏精進(げしょうじん)。《季 夏》「—して仏の痩を思ひけり/碧梧桐」
けら‐く
《過去の助動詞「けり」のク語法》…であったこと。…であったことには。「神代より言ひ継ぎ—」〈万・四一〇六〉
げ‐じゅつ【外術/下術】
外道(げどう)の術。魔法。幻術。「今は昔、京に—と云ふ事を好みて役とする下衆(げす)法師ありけり」〈今昔・二〇・九〉
け‐むつか・し【気難し】
[形シク]薄気味悪い。なんとなく恐ろしい。「これは鬼の妻(め)にして、常に来りてかく様に懐抱して返るなりけりと思ふにも極て—・し」〈今昔・三一・一四〉
けり
《和歌・俳句などに助動詞「けり」で終わるものの多いところから》物事の終わり。結末。決着。
ケリー‐バッグ【Kelly bag】
裾(すそ)の広がった台形型の手さげバッグのこと。元来はフランスのエルメス社の製品で、モナコの王妃となったグレース=ケリーが愛用したことからこの名がある。→エルメス
けり‐あ・げる【蹴り上げる】
[動ガ下一][文]けりあ・ぐ[ガ下二] 1 蹴って上にあげる。けあげる。「ボールを高く—・げる」 2 ものを下方から蹴る。けあげる。「腹を—・げる」
ケリー‐しゅうゆうろ【ケリー周遊路】
《Ring of Kerry》アイルランド南西部、アイベラ半島を一周する周遊路。一周は約180キロメートル。キラーニーを起点として、反時計回りにキログリン、カハーシビーン、ポートマギー、ウオータ...
けり
[助動][(けら)|○|けり|ける|けれ|○]《動詞「く(来)」の連用形に動詞「あり」の付いた「きあり」の音変化から》動詞・助動詞の連用形に付く。 1 過去に起こった事柄が、現在にまで継続してき...
けり【鳧/計里】
チドリ科の鳥。全長約36センチ。頭から背は灰褐色、腹部は白く、胸に黒色の線がある。本州北部と近畿地方の草原や田畑で繁殖。ケリリ、キリリイと鳴く。《季 夏》「—の子の浅田にわたる夕かな/暁台」