そ‐ぶん【処分】
遺産を譲与・分配すること。また、その遺産。そうぶん。「御—もなくて、うせさせ給ひにけり」〈栄花・ゆふしで〉
そ‐や【初夜】
「しょや(初夜)」に同じ。「—といひしかども、夜もいたう更けにけり」〈源・若紫〉
われまど‐りろん【割れ窓理論/破れ窓理論】
窓ガラスを割れたままにしておくと、その建物は十分に管理されていないと思われ、ごみが捨てられ、やがて地域の環境が悪化し、凶悪な犯罪が多発するようになる、という犯罪理論。軽犯罪を取り締まることで、犯...
まひるのけっとう【真昼の決闘】
《High Noon》米国の映画。1952年作。監督はフレッド=ジンネマン。出演はクーパー、ケリーほか。結婚して町を去ろうとしていた元保安官が、彼に恨みを抱くならず者たちの報復に対峙するさまを描...
まめ【忠実/実】
[名・形動] 1 労苦をいとわず物事にはげむこと。また、そのさま。勤勉。「—に帳簿をつける」「若いのに—な人だ」「筆—」 2 からだのじょうぶなこと。また、そのさま。健康。たっしゃ。「—で暮らし...
ま‐ひら【真平】
[形動ナリ] 1 まったいらであるさま。ぺちゃんこ。「蛙(かへる)—にひしげて死にたりけり」〈宇治拾遺・一一〉 2 まったく平凡であるさま。「定家の家の集を御覧候へ。ただ—なる歌はさらに無きなり...
まめ‐やか【忠実やか】
[形動][文][ナリ] 1 まじめなさま。心がこもっているさま。また、注意が行きとどいているさま。「—に立ち働く」「—に差配する」 2 本格的なさま。いいかげんでないさま。「雪いたう降りて—に積...
まね・ぶ【学ぶ】
[動バ四]《「まなぶ」と同語源》 1 まねをする。まねをしていう。「鸚鵡、かねて聞きしことある大隊長のこと葉を—・びしなりけり」〈鴎外・文づかひ〉 「みどりごの絶えず—・ぶも」〈かげろふ・上〉 ...
まめ‐おとこ【忠実男】
1 まめな男。誠実な男。 2 風流を愛し色好みな男。好色な男。また、近世では、情夫の意に用いたり、在原業平をさしたりする。「御身になびきなば、二道かくる—、いやなりませぬと仰せけり」〈浄・大覚大...
ま‐や【真屋/両下】
棟の前後二面を葺(ふ)きおろしにしたつくりの家。切妻造り。「葦火(あしび)たく—のすみかは世の中をあくがれ出づる門出なりけり」〈詞花・雑下〉