ディングル‐はんとう【ディングル半島】
《Dingle Peninsula》アイルランド南西部、大西洋に向かって突き出た半島。ケリー州に属し、主な町はディングル。ダンベッグ砦やガララス礼拝堂、キルマルケダル教会など遺跡が多い。スリア岬...
つり‐しのぶ【釣(り)忍】
シノブの根茎を舟の形や井桁(いげた)に作り、夏、涼味を添えるため軒先につるもの。《季 夏》「水かけて夜にしたりけり—/一茶」
ディングル【Dingle】
アイルランド南西部、ケリー州の町。ディングル湾の奥に天然の良港をもち、漁業と交易により発展。ディングル半島の中心的な町の一つであり、半島西部の景勝地をめぐる観光の拠点になっている。
でっ‐ち【畳一/重一】
双六(すごろく)で2個の采(さい)の目がともに一と出ること。「次に参川房すすみて、—を打ちたりけり」〈著聞集・一二〉
つらら【氷柱/氷】
1 水のしずくが凍って、軒下や山の岩などに棒状に垂れ下がったもの。垂氷(たるひ)。《季 冬》「みちのくの町はいぶせき—かな/青邨」 2 こおり。「書き流すあとは—にとぢてけり何を忘れぬ形見とか見...
て‐ぶり【手風/手振り】
ならわし。風習。風俗。「天離(あまざか)る鄙(ひな)に五年住まひつつ都の—忘らえにけり」〈万・八八〇〉
てみせ‐きん【手見せ禁】
「手見禁(てみきん)」に同じ。「包む涙も—、命手詰めと見えにけり」〈浄・寿の門松〉
て‐の‐きわ【手の際】
手の及ぶ限り。力の限り。「—戦ひ、打ち死にする者多かりけり」〈平家・六〉
てて‐はは【父母】
ちちと、はは。ちちはは。ふぼ。「—、炭櫃に火などおこして待ちゐたりけり」〈更級〉
て‐なら・す【手慣らす/手馴らす】
[動サ四] 1 手なずける。飼いならす。「この—・しし猫の」〈源・若菜下〉 2 使いならす。「かの—・し給へりし螺鈿(らでん)の箱なりけり」〈源・夕霧〉